道具から入ってはいけない。でも刃物系が欲しい。
2023.05.14
「日常」では絶対にしないことや、
絶対に食べないものも、
「非日常」になった途端、やってしまうし、食べてしまう。
普段見ていないものも見えてしまうし、
聞こえなかった音、虫や鳥の声、
色々なものが、なぜか新鮮に感じ、地面に寝るというのも「たまになら良いかも」と思えました。
大げさに書いていますが
「初めてキャンプに行きました」という話です。
湖のそばのキャンプ場だったので、大きな鳥が魚を捕獲するところも見られて、ちょっと感動。
鳥が飛んでるだけで「すごい」と思う自分がすごい。
明け方から騒ぎ出した、虫なのかカエルなのか分からないモノたちの声で、眠れなかったけど、そういうのも「楽しい」と思えたのもすごい、考えられない。
湖には魚がいて、空には鳥が飛んでる。
地面には虫がいて、草があって、そして日射しが暑い。
風が吹けば涼しいんだな、って。
私が外に出るなんて、考えたことも無かったけど、
きっかけはやっぱり、
星の森キャンプ場さんのお仕事をさせていただいたこと。
「キャンプの醍醐味は何か」を教えてもらい、考えたりしながら、きっと影響されていったのだと思う。
色々な人に「キャンプって何ですか?」と質問したな。
こんなざっくり質問、とても迷惑だったと思うけど、結構ぐっとくる答えが多かった。
「自分だけの別荘」
「家出」
「一人の時間」・・・
あと何だったかな。
「自然の中にいる自分」とか「雨もきれい」という言葉とか「落ち葉を踏む足音」とか・・・少し距離感のある視点で「すごいな!」って思ってたけど、今は当時とは別な意味で「すごいな」と思う。
そして、負けてしまいそうなのが、キャンプ用品。
買いたいものがもう既にいくつか。
「道具から入ってはいけない」って思っているし、「あったら便利」は「要らないもの」と思っているし、ましてや1回しか行ったことないのに、道具を先に買うなんて、そんなことしちゃいけない。
でも、なんでだろう・・・刃物系が売っているともう、欲しい。
次はいつ行けるんだろう。
株式会社さいた代表
A型かに座。朝2時間をジムで過ごす毎日。1年でマイナス15kg、その後1年停滞中。ダイエットは継続中です。